2013年3月27日水曜日

カカクコム、ツクイ、エス・エム・エスが株式分割

3月31割当分の株式分割が本日の終値に反映された。

カカクコムが1株→2株、
ツクイが1株→2株、
エス・エム・エスが1株→200株(ただし単元株も1株→100株変更)

よく言われるのは、株式分割は発行体の企業価値に影響しないが
株価が上がる傾向がある、ということ。
株式分割発表後に株価が顕著に上がったとは思わないが、
要因としてありえるのは、①流動性の向上と、②最低投資金額の低下、だろうか。

①は主に機関投資家の買い手層を広げる効果がありそうだ。
機関投資家は通常投資対象に流動性の条件を設けている。
例えば、一日の取引額が10億円以上ない銘柄には投資できない、など。
今まで1株しか手元になかったが、それが2株になれば、
半分の1株だけ売るという選択肢が生まれるので、売買が活発になりやすい。

②は主に個人投資家の買い手層を広げる効果があるだろう。
カカクコムの本日の終値は2,453円なので、100投資単元で最低投資価格が24.5万円。
これが分割前だと2倍の49万円。
小口の個人投資家にとっては24.5万円なら買ってみたいが、
49万円だと手を出しづらい、ということが往々にしてあるだろう。

現に私も、最低投資価格が100万円を超える、
ファーストリテイリング、ファナック、日揮などは素晴らしい会社だと思うが、
投資をするのに尻込みしてします。
限られた投資余力ポートフォリオの中での比重が高くなりすぎてしまうのだ。

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