2012年12月18日火曜日

興味銘柄1:ビットアイル(3811)

投資銘柄の選択基準として最重要と考えている点が二つある。
EPSの継続的な成長性と、バリュエーションの手頃さ。
PERが一定であれば、EPSが増えるほど株価は上がるうえ、
バリュエーションが手頃であればPERが下がることは少ないからだ。

EPSの継続的な成長性が期待できるかどうかを判断するためには、
有力な手がかりの一つが、その銘柄が属する業界の成長性だ。
パイが大きくなればなるほど、その銘柄の売上・利益も伸びやすい。
ただし、少子高齢化がすすむ日本で今後の10年の成長が期待できる業界は少ないと考えている。
介護、EC、クラウドくらいだと考えている。
よって、これらの業界に関連する銘柄を潜在投資先としてウォッチしている。
今日はクラウド銘柄としてビットアイルを紹介。

インターネットデータセンター運営専業で唯一の上場会社。
東京都内にデータセンターを保有していることから、東京ベースの会社の引き合いが多いと見る。
昨今のSNSやクラウドの恩恵を受けて、今後も年率10%以上の売上成長が見込まれている。
ただし、PER 16倍、PBR 3.5倍、配当利回り1.3%と、比較的高めのバリュエーション。
また、保有データセンターが都内に集中していることから地震等のリスクもある。
一方で、営業利益率18%、ROE 22%という収益性の高さは魅力。

PERが12倍程度まで落ちることがあれば検討したい。

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