2013年5月12日日曜日

エイベックスの投資評価(2013年3月期決算)


エイベックス(7860)が5月9日に2013年3月期の決算を発表していたので、
投資評価をしてみる。

2013年3月期実績は売上高は前期比+15%、当期純利益は+48%。
CD・DVDパッケージ販売事業から映像配信事業に大きく軸足を
移した年となり、会社としてうまく進化を遂げていると言えるだろう。
ただし、投資有価証券の売却益20億円と特別利益に含むので、
それを除外した当期純利益の成長率は+20%程度。

2014年3月期の計画は、売上高+16%、当期純利益-4%。
投資有価証券売却益の影響を除くと、当期純利益の成長率は+18%程度。
映像配信事業の貢献度が更にましていく一年となるだろう。

映像配信事業は携帯電話への配信であるが、
顧客獲得の大部分が携帯電話の店頭での入会ということで、
携帯電話販売会社とガッツリ組んで、入口からしっかりおさえているところが強み。
NTTドコモ、ソフトバンクとそれぞれ共同出資会社を作ったことが大当たりしている。

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購入時: 2013年3月期予想EPS 138円 x PER 7 = 株価965円
現在: 2014年3月期予想EPS 166円 x PER 19 = 株価3,080円
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100株を保有しているので、約21万円の含み益。

これからはコンテンツホルダーの時代になるだろうと期待しての投資だったので、
まさにそれが的中したと言ってもいいだろう。
ネット・スマホの普及で、小売業者を通したパッケージ販売ではなく、
魅力的なコンテンツを持っている企業が直接顧客にリーチできる時代になってきている。
それをエイベックスはうまく体現してくれているようだ。

ちなみに、エイベックスの前回の投資評価の記事はコチラです。


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