2013年12月3日火曜日

ビデオオンデマンドサービスの普及で上がる株はどこか?

日経平均終値は15,749円、前日比+94円で年初来高値を更新。
日中にはドル円103円台まで円安が進んだことを好感か。

全体的にバリュエーションが高くなり、買い足しにくい状態が続いています。さらに円安トレンドが続くのであれば、外需銘柄を買うのが正解なのでしょう。

分かりやすい例で言えば、下図はYahoo!ファイナンスから借りてきたトヨタ自動車の過去一年間の株価チャートですが、年初には約3,000円だった株価が今は6,000円台まできています。買っておけば二倍になっていたのですが、ただ年初にここまで来ることに確信がもてていたわけではありません。また世界のどこかで不況のニュースがでれば、為替はすぐに反転するのではないかと思いますし。


やはり私の投資スタイルとしては、事業として成長が見込める中小型株に投資する方があっています。為替という外部環境に賭けるのではなく、事業・会社として継続成長が見込めるかどうかを投資の判断材料にしたいです。

今気になっているのは、最近になってAmazonが日本でサービスを開始した、ビデオオンデマンド、動画配信サービスです。

昨年はAmazonが電子書籍端末のKindleを発売したことで、電子書籍元年となりましたが、今年・来年がビデオオンデマンド元年となるとすると、今後上がる株はどんなものなんでしょうか?

ビデオオンデマンドサービスの提供会社自体はそこまで儲からないのではないかと思います。あくまで小売に過ぎないので。競争が激化すれば薄利多売になるはずです。

儲かりそうなのはやはりコンテンツを持っている会社ですね。特に、日本は人口減がみえているので、海外でも通用するコンテンツを持っている会社です。

テレビ局が真っ先に考えつきますが、日本のドラマの需要は限られるでしょう。やはりそうなるとアニメかな、と思います。

今気になっているのは東映アニメーション。ドラゴンボール、ワンピース、プリキュアがメインのコンテンツですので、一旦はピークを過ぎた感がありますが、コンテンツライセンス料でコツコツと儲ける版権ビジネスを行っている点が魅力です。ただし、予想値ベースでPER 16倍、ROE 7%、配当利回り1%ということで現状では投資妙味は薄いです。

次に気になっているのがIGポート。進撃の巨人や甲殻機動隊など、東映アニメよりは対象年齢が上のコンテンツを持っています。こちらも単なるアニメの制作ではなく版権ビジネスを行っているのがポイントですね。ただし、予想値ベースで、PER 41倍、ROE 5%、配当利回り0%なので、買えないです。

サンリオのようにライセンス収入を中核事業に据えることができればものすごく強い会社になりますが、やはりコストのかかくアニメ制作に関わっているうちは投資対象としては厳しそうです。


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