2013年4月30日火曜日

エス・エム・エスへの投資評価(2013年3月決算発表後)

日経平均は13,860円、前日比-23円で微調整。
1ドル97円台まで、為替も調整が進んだ。


2013年3月期の決算を発表したエス・エム・エス(2175)の投資評価。
ちなみに、前回の投資評価はコチラ

2013年3月に、1:200の株式分割を実施したので、過去にわたって調整。
エス・エム・エスはインターネットベースの医療・介護の人材紹介ビジネスを展開。
2012年2月に一株380円で400株購入。
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購入時: 今期予想EPS 47円 x PER 8 = 株価380円
現在: 今期予想EPS 66円 x PER 26 = 株価1,706円
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EPSの成長とPERの向上で大化けした株。
購入時の株価の約4.5倍。50万円超の含み益。

PERがここまで上がるとは予想しなかったが、
医療・介護とネットという成長分野に属する企業な上、
売上高も100億円程度なので、まだまだ成長余地はある。

今期ベースのPERは26倍だが、ROEから計算できる来期のEPSが90円とすると、
来期ベースのPERは19倍なのでそこまで割高でもない。

今後、3年、5年と、まだまだEPSの伸びる企業だと思うので、継続保有で株価上昇を期待したい。



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2013年4月28日日曜日

ヘッジファンドの日本株担当者に質問をしてみた



先日、前職の先輩から貴重な話を聞く機会があった。
数年前にアメリカのヘッジファンドに転職をし、現在もアメリカ在住。
日本株の運用担当で、企業訪問のために一時帰国した際に話す機会があった。

せっかくの機会なので、いくつか質問をしてみた。

そもそも、秘密のヴェールに包まれていそうな響きのある、ヘッジファンドとはなんなのか?

諸説あるけれど、投資信託等との一番の違いは、
市場インデックスを上回るリターンを目指すところ。
一口にヘッジファンドと言っても、
投資対象も、株、債権、コモディティ、為替等、多岐にわたり、また運用手法も様々なので、
「ヘッジファンドが~~」というようなひとまとめにしたような表現はあまり意味がない。
大事なのは、そのファンドがどういうスタイルで何に投資をしているかだ。

日本株運用ということだが、何か特殊なテクニックを使っているのか?

特に難しいデリバティブを駆使しているというわけではない。
基本的には銘柄を幾つかに絞って、「買い」か「売り」のストーリーを考え、分析し、
それが正しかろうと判断されるものに投資していく。

例えば、非常にシンプルに言うと、
今の株価に織り込まれている以上にトヨタの業績が良くなる、
と考えられるのであれば、トヨタの株を買っておく。
四半期決算で株価が上下に振れたりもするが、大局的に見て上方トレンドであれば、
ストーリーが正しいとみてさらに株価が上がるまで持ち続ける、といったもの。

当たり前のことを独自の情報網や分析に基づいてやること、に価値がある。
例えば、TPPで米国は自動車産業を聖域とみているが、
これが近い将来に緩和されるとみて日本からの輸出が更に増えるのでトヨタ株が上がる、
というような市場の主流とは異なるストーリーを考えたりする。

個人投資家へのアドバイスがあれば教えて欲しい。

ヘッジファンドを含め、プロの投資家は運用規模が大きいので投資できる銘柄が限られる。
例えば、一日に10億円以上の出来高がない株には投資できないルールがあったりする。
あとは現金として持ち続けることができない。
今のような強気市場でも何かに投資する必要がある。タイミングを選びづらい。

これとは逆に、個人投資家はなんでもできることが強みだ。
銘柄もタイミングも自由に選べる。だからストーリーも自由に考えられる。
もちろん、証券会社の担当者が毎朝レポートを送ってきてくれたりすることはないし、
投資先として興味のある企業の社長と面談ができたりするわけでもないけれど、
何にも強制されずに自由に投資できるところが個人投資家の一番の強みだ。
だからそれを活かして投資をしたほうが良い。

また、個人投資家ではないけれども、
やはり本当はバフェットみたいな投資スタイルが最強だと思う。
不況で株価が安いときに良い企業の株を買っていれば間違いはない。
ただし、普通はそこまで買うタイミングを待てないし、また不況のときに買うことも難しい。

というような話を聞くことができて非常に参考になった。
特に最後の個人投資家の強みはピーター・リンチの本の話と重なる部分が多い。
一番の収穫は、やはり「良い会社の株を安く買う」という当たり前のことが重要だと分かったこと。


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2013年4月27日土曜日

エス・エム・エス決算発表 - 成長と株主還元策維持

2013年3月期決算をエス・エム・エスが発表。

9期連続で増収増益を達成したが、
計画比では、売上が-7%、当期純利益が-5%と若干の未達。
看護師人材紹介事業の生産性の向上が進まなかったよう。
それでも前年比で、売上高が+17%、当期純利益が+22%の成長。

今期の計画は、売上高+23%、当期純利益+12%と成長路線を維持。

また、6.4億円を投じた、1.5%相当の自己株式取得を発表し、
株主還元にも積極的。

別途投資評価の機会を儲けるが、継続保有銘柄だ。
前回の、エス・エム・エスへの投資評価はコチラ


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2013年4月26日金曜日

含み益が230万円に - 2013.04.26のポートフォリオ

日経平均終値は13,884円、前日比-42円。
ドル円は98円台に。連休前で調整が入ったか。




















保有株の含み益は230万円で、損益は+77%。
利益確定分も入れると260万円を超え、過去最高記録を更新。

REITが若干調整したが、多くの銘柄が上げた。
決算前発表前の銘柄がほとんどなので安心はできないが、
日経平均の伸びに追いつけているかもしれない。

エス・エム・エスと遠藤照明が伸びたことが大きいが、
ソフトウェア・サービスが持ち直してくれたことも貢献。
決算発表をしたヤフーは、モバイル向け広告事業が堅調な一方で、
ECへの投資費用がかさむようなのが若干の懸念。


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2013年4月25日木曜日

マンション投資とREITはどっちが良いか

日経平均は13,926円、前日比+82円。
ドル円は99円台なので、今期の業績改善期待のあらわれか。
ここまで一本調子で上がってくるとは思わなかったな。
日経平均先物を買い建てておけばよかったが、去年はそれで失敗したので。

さて、マンション投資とREITどっちが良いか、永遠の悩みですね、これは。
マンション投資の利点は、まさにレバレッジが効くところ。
ちょうど今日、不動産のチラシが入っていて、珍しく具体的な数字が書いてあった。

1,780万円の中古マンションの区分所有、40平方メートルで、
自己資金10万円、35年ローン1,770万円、変動金利0.95%で、月々5万円の返済。
管理費と修繕積立金で2.5万円かかるので、月々7.5万円の出費。
月12.5万円であれば買い手が見つかりそうなので、毎月5万円の利益が生まれる。
年間で、60万円。10万円の元手で、年間60万円のキャッシュが入ってくることになる。
リターン600%。夢のような話ですな。

仮に全額現金で買ったとすると、
1,780万円の元手に対して月10万円、年120万円のキャッシュが入ってくるので、
リターン7%。これも悪くない。

対してREIT。今の価格で買うと、分配金利回りが4%。


軽く計算しているうちにレバレッジ効かせてマンション買うのも
悪くないかと思ってしまったが、私はやっぱりREITかなぁ。

マンション投資は自分でコントロールできないリスクが圧倒的に大きい。
借り手が見つからなかったり、家賃滞納されたり、災害にあったりしたら。
急にお金が必要になって売りたいと思っても買い手が見つからなかったら。
究極的には、自分が不動産のことをよく知らないから。
法律や制度も知らないし、価値評価の方法も知らないし。
やっぱり専門家が管理・運営してくて、流動性の高いREITの方がいいなぁ。


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2013年4月24日水曜日

保有2銘柄が高値更新

日経平均は13,843円で、前日比+313円の大幅高。
ドル円はいまだに100円の大台にのせられずにいるが、前日の米株高の流れを受け継いだよう。

円安由来の株高の場合は私の保有株にはほとんど恩恵がないのだが、
本日は、保有株のうち2銘柄が10年来高値を更新。

介護銘柄のエス・エム・エスが、前日比+143円(+8%)の1,847円。
特にプレスリリースは見当たらないので、機関投資家の大口買いか。
PERは2014年3月期の予想ベースで24倍なので、
この会社の成長性を考えると割高とは言えないか。

もう一つ大きく上がったのが、LED照明メーカーの遠藤照明。
前日比+255円(+7%)の3,885円。
こちらもプレスリリースは見当たらない。
PERは2014年3月期の予想ベースで10倍なので、
オーデリックの13倍に比べると、あと1,000円くらい上げる余地はあるか。



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2013年4月23日火曜日

今月の日経マネーでも触れられていた銘柄

日経平均終値は13,529円で、前日比-38円。
1ドル98円台まで為替に調整が入ったことを嫌気か。

保有株も上げ下げマチマチだが、遠藤照明が今週は好調。

さて、今週は「日経マネー」の最新号が発売された。
「日本株で勝ち続ける投資家26人のテクニック」という特集があり、
稼いでいる個人投資家へのインタビュー記事が豊富で、参考になった。

こういう記事で嬉しいのが、自分の保有している銘柄を、
記事にでるような投資家が同じく持っているパターン。

今回は、ソフトクリエイトホールディングス(3371)とパラカ(4809)が該当していた。
特にソフトクリエイトホールディングスはなかなか株価が上がらない状態が続いているが、
自分の判断を信じて持ち続けよう、という自信に少しつながった。

あと1-2週間で決算シーズンが始まるのが楽しみだ。




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2013年4月22日月曜日

1stホールディングスがMBO

日経平均は13,568円、前日比+251の大幅高。
ドル円も100円達成間近か。

保有株も順調で、ユナイテッドアローズやエス・エム・エス、ツクイが上昇。


ネットサーフィンならぬ銘柄サーフィンで気づいたのだが、
以前興味があって調べていた、
1stホールディングス(3644)がMBOを発表していたことを遅ればせながら発見。

株価600円前後(PER 7倍前後)でしばらくふらふらしていたが、
880円で公開買付けということなので、良心的。

もともと収益性の高いソフトウェアビジネスを主たるビジネスとしており、
PERも低めだったので興味はあったが、
大株主のアドバンテージパートナーズがどうイグジットするか気になって投資できずにいた。

よくよく考えれば大株主が場中で売り抜けていくことはあり得なかったか。
ファンドが株主ということでイグジット時にプレミアムを要求するのは当然か。
乗っておいて良い船だったか。所詮は後付けの考察に過ぎないが。



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読書感想 - ピーター・リンチの株で勝つ

Amazonでレビューが良かったので購入して読んでみた。
フィデリティの元ファンドマネージャー、ピーター・リンチが長期投資家向けに書いた本で、
サブタイトルに「アマの知恵でプロを出し抜け」とあるように、
アマチュアでも投資で好成績を残せるということを論じている。

ロジックとしては賛成できる点が多く、個人投資家向けの示唆に富んでいる。
例えば、株式投資で好成績を残すためには、
株価が5倍・10倍となるような大化け株を探せ、という点。
特に機関投資家が投資できないような知名度が低かったり、小型な株に、
自由に投資できる点が個人投資家の強み。
大型株の利益が2倍になることは滅多にないが、小型株なら十分ありえる。

また、ピーター・リンチも、株式価値の源泉は収益だと考えているので、
収益性の高く、PERの低い株に投資することが賢明だと考えているようだ。

あとは、ピーター・リンチの言う長期投資とは、10年以上を指しているよう。
どんなに優良株でも2-3年は景気の流れで株価が低いままになることもある。
ただし、10年も経てばその企業の本来の価値に企業が気づくので、
株価も上がるはずだ、とのこと。
2-3年で損切ることなかれ。ストーリーが間違っていないのならば継続保有すべし。

一方で、残念だったのは、作中に出てくる銘柄名がアメリカ企業なうえに、
1950-1990年あたりのものが多いために、具体例としてあまりピンとこないことだ。

それでも経験豊かなファンドマネージャーの書いた本なので、
全体的に説得力があるし、ユーモアも散りばめられているのでサクサク読める。


その他の読書感想の記事はコチラ




2013年4月21日日曜日

アドバンスレジデンスの分配金が振り込まれた

アドバンスレジデンスの2013年1月期の分配金が振り込まれた。
2株で源泉徴収後で8,097円なり。
アドバンスレジデンスは、途中から1株買い足したが、
約1年間の保有で2万円の分配金を獲得。

元本利回りが高いときにもっと買い足しておけばキャピタルゲインも狙えたのに、
と今となっては何度も思うが、個別銘柄への投資を始めたばかりの頃だったので、
当時はそこまでの度胸がなかったな。




















不労所得の合計は、過去15ヶ月累計で88,159円。
一ヶ月あたり5,877円なので、目標である一ヶ月30,000円への進捗率は20%。

FPGのキャピタルゲインを、高配当銘柄の購入に使いたいけれども、
最近の株高・REIT高だと難しいな。
目標達成までの先行きは長い。


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2013年4月19日金曜日

保有株は順調 - 2013.4.19のポートフォリオ

日経平均は13,316円、前日比;96円。
1ドル99円台まで円安が再度進行。




















保有株は、含み益が210万円。
エス・エム・エスが伸長し、
日経新聞で好調な業績が報道されたユナイテッドアローズも好調。
GMOペイメントと遠藤照明も成長性に期待されてか上昇。

一方で、電子カルテソフトメーカーのソフトウェア・サービスは変わらず低空飛行。
こちらは必ずや市場がその価値に気づいてくれると信じて持ち続けるしかない。
最近上場したソフトマックスよりも利益率が良いのにな。
ソフトマックス PER 33倍、ソフトウェア・サービス PER 10倍。

まだまだ割安だとして買い足しするほどの度胸はまだない。
今気づいたら、ポートフォリオ内で、
投資元本としては一番ウェイトが高いのだった、ソフトウェア・サービス。


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2013年4月18日木曜日

遠藤照明が続伸

日経平均は13,382円で、前日比+161円の反発。
米国市場が落ち着きを取り戻したことを受け、東京市場も安定化。
ただドル円は97円台なので、100円の壁はまだ高いか。

昨日に引き続きLED照明メーカーの遠藤照明が前日比L+205円(+7%)の3,245円に上昇。
オーデリックは+1%と落ち着いているが、遠藤照明はPERが未だ8倍台なので伸びしろがあるか。
為替ヘッジによる特別利益の影響もあるが、
事業として成長期待が持てるし、東証一部への鞍替えもPER上昇には一役買うだろうと期待。

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2013年4月16日火曜日

LED照明市場の展望は明るいか

日経平均は13,221円で、前日比-54円。
前日の米国市場の大幅下落の流れを引き継いだかに見えたが、
下落幅は相対的に小さかった。

日経新聞の朝刊で、LED照明メーカー、オーデリック(6889)の、
2014年3月期に対する強気な報道が流れ、
オーデリック株がストップ高の前日比+19%まで上昇。

遠藤照明も連想買いを誘ったか、前日比+7%に上昇。
今週は遠藤照明が調整気味だったので下値を拾おうと思っていたが、
一旦見送りか。

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ネット選挙解禁 - 次の投資テーマは何か?

昨日の日経新聞ネット記事で、
ネット選挙解禁によってネットサービス市場が沸き立っているという記事がでていた。

確かに魅力的なテーマだが、新聞に出ている時点で、旬は過ぎていると考える。
理想なのは、既にネット選挙銘柄を購入していて、
こういった記事がでて株価が上がるのをニヤニヤしながら見守ることだ。

私が主に投資をしているテーマは、
ネット通販、介護、省エネ、医療電子化、大証と東証との融合だ。
これのどれも既に新聞等のメディアで賑わっている。
自動車、不動産、金融などの、円安銘柄もすでに投資妙味はないだろう。
TPP銘柄も旨味はないかなぁ。

まだメディア化していない、ただ今後2-3年で脚光を浴びるような投資テーマはなんだろう。
防衛、エネルギー、食品あたりだろうか。
やはり円安でエネルギー・資源の高騰が続くことの影響を考えるのが無難だろうか。
想像力を働かせながら、一方で後追いのメディアに惑わされないように考え続けよう。

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2013年4月15日月曜日

GCジョイコ株を売却

利益確定の第二弾、GCジョイコ株100株を1,486円で売却。

2012年2月に一株1,371円で100株購入。
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購入時: 今期予想EPS 196円 x PER 7.0 = 株価1,371円
売却時: 今期予想EPS 98円 x PER 15.2 = 株価1,486円
--------------------------------------------------------------------------
手数料も勘案すると、約1万円の利益確定。

もともと購入時は営業利益率10%を見込んでいたが、
研究開発費の増加を理由に営業利益率が5%程度に下落。
含み損に陥った時期もあったが、PERの上昇により含み益に。

色々と考えたが、パチンコという縮小市場であること、
不透明な理由で大幅に利益が減少したことから経営者への信頼が傾いたこと、
また、取引先が株主となっているという構造的な問題も考慮し、
PERが高いうちに利益確定をしようという考えに至った。

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2013年4月12日金曜日

遠藤照明が含み損に - 2013.04.12のポートフォリオ

日経平均終値は13,485円、前日比-64円。



















保有株はFPGを売却し、税引き前で35万円の利益確定。
一方で遠藤照明は-1%の含み損にまで調整。
PERは8.1倍なので、東証1部への指定替えと、
デリバティブの含み益に頼らない収益拡大に期待。

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2013年4月11日木曜日

REITの利益確定のタイミングを考える

日経平均は13,549円、前日比261円の大幅高。
前日の米株高や円安が99円台半ばまで進んだことを好感。

保有株の中で動きがあったのは、野村不動産レジデンシャル。
前日比-14,000円(-2%)の599,000円まで下落。
分配金は一年で24,000円。利回りは4%まで上昇。
もともとREITへの投資は利回り6%以上を目安としていたので、
まだまだ買い足せる水準ではない。

利回り6%というのは株価にして400,000円なので、
数年はここまでの調整はないだろう。

一方でこの上昇局面での利益確定の売却も選択肢としてある。
もともと320,000円で購入をしたので、元本利回りは7.5%。
仮に二倍の640,000円円で売却したとすると、売却益は320,000円。
売却益320,000円を分配金24,000円で割ると、13年分に相当する。
13年間また6%の利回りまで株価が調整しないかというと、
さすがに13年の間になら調整局面が来るのではないか。

そう考えながらも、実は利回りがもっと下がるのでは、という期待も捨てられない。
利回り3%なら800,000円、利回り2.5%なら960,000円。
最近の長期国債利回りが0.5%なので、スプレッド2%で、
REIT利回り2.5%までいってもおかしくないんじゃないかなぁ。

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2013年4月9日火曜日

FPGを売却 - 初めての利益確定

日経平均は13,192円で、前日比変化なし。
一時は前日比+130円まで上がるも、利益確定売りに押された。

FPG 100株を一株4,310円で売却。
一株724円での購入だったので、税引き前の概算で約35万円の利益確定。
昨日のプレスリリースを受けて、朝から大幅安かと思いきや、
下げ渋っていたのでチャンスとみて利益確定。
最終的には、前日比-400円の4,010円で引けたので、良いタイミングでイグジットできた。
もちろん、EPSがどこまで伸びるかはしばらくわからないので、
この利益確定が吉とでるか凶とでるかはお楽しみだが、
やはりPERが高すぎたと見て、加熱時に売る練習をしてみた。

最終的な投資評価としては、下の通り。
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購入時(2012年3月): 今期予想EPS 87円 x PER 8.3 = 株価724円
売却時(2013年4月): 今期予想EPS 100円 x PER 43.1 = 株価4,310円
---------------------------------------------------------------------------------------------------

2012年10月に東証二部から一部に昇格し、
買い手層も広がった上、信用度が増したことで業績も拡大していた。
成長余地は大きいだろうが、不動産やM&A等新規ビジネスに乗り出すことへの不確実性、

そしてなによりもPERの加熱感があったので、利益確定に至った。
また、私自身がこの会社のビジネスを理解できなかったことも売りの要因。
税の繰延効果があるのはわかるけど、なぜここのリース商品へ出資したがるのでしょうか?
繰延は繰延で必ずいつかは税金を払うことになるのに。。。


いずれにせよ、13ヶ月の保有で35万円の利益ということで、
約500%のリターンとなったので大満足。

ちなみに、2012年12月時点でのFPGへの投資評価はコチラ

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2013年4月8日月曜日

パラカとFPGが大幅続伸

日経平均は13,192円、前日比+358と大幅続伸。
ドル円も98円まで円安化が進行。

日経平均とは連動しにくいポートフォリオだが、
パラカが+31,500円(+17%)の209,500円、
FPGも+305円(+7%)の4,410円と大きく上昇。

パラカは自社サイトを見ても特に材料は見つからないが、
金融緩和が自社所有の駐車場事業にプラスになるものと市場が判断したか。
それでもPER 10.2倍なのでまだまだ上昇余地があり。
やはりパラカは遠藤照明とならぶ、数少ない割安優良株の筆頭だ。


FPGもリアルタイムの材料は見つからなかったが、
場が引けたあとに会社がQ2(2012/10-2013/3)の業績見通し修正を発表。
Q2累計でEPSを54円から81円に引き上げた一方で通期の計画には変更なし。
あくまで売上計上タイミングの前倒しという説明。本当か?

仮に通期のEPSもQ2累計と同様の比率で増えるとすると、100円から150円に増額なので、
PERは現在の41倍ではなく29倍ということになる。
今期以降も成長が続くとすると違和感ないが、ちょっと高めかな。

明日はこのリリースに市場がどう反応するか。
おそらくは下げる方向に動くのではないかと思う。
一方で市場の期待値をコントロールするのもIRの仕事なので、
おそらくは意図的なガス抜きでもあるのだろう。
通期は現在の計画地を上回るとみてほぼ間違いないだろう。

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2013年4月7日日曜日

ペーパーボーイへの投資評価

保有株への投資評価、今回はペーパーボーイ(3633)。
個人向けのレンタルサーバー関連サービスを提供。
2012年2月に一株2,869円で100株購入。
-----------------------------------------------------------
購入時: 当期予想EPS 335円 x PER 8.6 = 株価2,869円
現在: 今期予想EPS 339円 x PER 11.4 = 株価3,860円
-----------------------------------------------------------
EPS及びPER共に上昇のゴールデンパターン。
100株単元なので、約10万円の含み益。


そもそもの投資の動機はどちらかと言うと、守りの理由だった。
営業利益率17%、自己資本比率48%、ROE 28%と磐石な財務状況に加え、
PERが10倍以下であり、当時配当利回りも4%あったので、
株価が下がりにくく、長期で持てばリターンがあるだろうという程度。
事業内容に関しては、ストック型であること以外は特に期待をしていなかった。

2012年12月期の決算説明資料をみてみると、まだまだ成長に期待が持てそうだ。
ペーパーボーイの利益構成としては、
7割がレンタルサーバーホスティング、3割がEC支援サービス。
共に主なターゲットは個人および小規模事業者。
スマホとソーシャルアプリの普及により個人による情報発信は増加傾向。
その流れの中で個人発の経済活動も増加するのではないだろうか。
ホスティングサービスもEC支援サービスも契約件数は前年比+10%近くで成長傾向なので、
まだまだEPS拡大が見込まれるだろう。

PERの上昇もその成長への期待のあらわれなのだと考える。
高配当銘柄でもあるので、PER 15倍くらいまではホールド予定。

投資評価の一覧はコチラ

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2013年4月6日土曜日

税金の観点から - 今年売るべきか、来年以降に売るべきか

株に関する税率が変わるのは周知の通りだが、
税率10%の今年のうちに売るべきなのか、20%に上がるのを覚悟で持ち続けるのが良いのかを、
簡単に考えてみた。


3月末に配当権利落ちの株を4月に売却するケースとする。

また、含み益が+50%、配当利回りが3%と仮定すると、
2013年よりも+4-5%株価が高くなるのであれば、
税率20%で売っても、税引き後利益はたいして変わらないと言える。

実際は、含み益の度合いと配当利回りによってブレイクイーブンに必要な株価上昇率は異なるが、
それでもだいたい+4-5%なので。
計算してみて、思ったよりも対して変わらないな、という印象。
支払う税金が2倍になるので、第一印象はものすごくパフォーマンスに悪影響がありそうだが、
株価+5%でまかなえるのであれば、焦って今年売る必要は全くないな、というのが結論。



















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2013年4月5日金曜日

含み益が230万円に拡大 - 2013.4.5のポートフォリオ

日経平均は12,833円、前日比+199円と大幅高。
一時は13,000円を超え、熱狂感にあふれた一日。
ドル円は午後20時現在で96円台。
日銀の金融緩和政策が広く買いを誘った。

















保有株は週の前半は大きく落ち込んだが、
終わってみれば前週末比若干プラスとなった。
REITが少し下げたが、エイベックス、FPG、ユナイテッドアローズが上げた。

野村不動産レジデンシャルは予想利回り3.9%、
アドバンスレジデンスは同3.7%ということで、
REIT全体平均の3.2%に比べればまだ上昇余地あり。
住宅系REITは利回りが高めになる傾向があるのかもしれないが、
上値の上限として利回り3%あたりを見ておこう。

スカイマークは円安が進むにつれて株価も弱含み。
為替予約などヘッジを取り入れれば良いのに。
遠藤照明も取得単価あたりまで落ちてきてしまった。
ただ、遠藤照明は株価が2,500円を割り込む水準まで仮に調整が入ったら、買い足そうと思う。
パラカと並んで、残り少ない「大化け株」なのでは、と期待。

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読書感想 - 伝説のファンドマネージャーが実践する 株の絶対法則

アブダビ投資庁の元日本株式運用部長という方が書かれた、2012年9月出版の本。
チャート関連のテクニック本を一冊は読んでおこうと思い、
アマゾンのレビュー評価が高いことを受け、選んだ著作。

感想としては、うーん、本自体は悪くないけど、やっぱりチャート分析は後付けに過ぎない気がする。
株価が将来10倍になるような大化け株を買うべし、という心持ちは共感できたが、
その大化け株になるか否かの判断基準がチャートの形というのが腑に落ちない。
唯一納得できたのは、当たり前のことだが、上場来高値を更新できない株は大化けしない、
よって、上場来高値を更新する株はそのあとも上がりやすい、ということ。
これは確かに言えるかもしれない。
高値を更新する株は勢いづいてそのまま上がり基調な気がする。

一方でそれも好調な業績に後押しされての結果なので、
やはりチャートは業績のアウトプットでしかないような気がしている。
アウトプットをみて投資をしても後追いになってしまう。
やはり、チャートの形ではなく、企業のファンダメンタルズを見て投資判断すべきと考える。


その他の読書感想の記事はコチラ


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2013年4月4日木曜日

FPGが上場来高値更新 - そろそろ高値の限界か

日経平均は12,634円で、前日比+272円。
日銀が積極的な金融緩和策を打ち出したことで円安も進み、大幅高へ。

保有株の動きは、金融緩和の煽りを受けてか、FPGが続伸し、
終値で前日比+295円(+8%)と、終値ベースの上場来高値を更新し株価4,000円を記録。

PERは今期予想ベースで37倍ということで、一般的にはオーバーバリュエーションな水準。
2013年9月期の売上高成長率は+20%。
成長株としてもバリュエーション25倍くらいを適正として考えると、
売上高成長率が+70%以上はいかないといけない。

公開されている4/4までの出資金販売額と、2012年9月期、及びQ1の実績をもとに推測すると、
2013年9月期の売上高成長率は+40%くらいいくのでは、という試算。
+40%の成長率とすると、PERは29倍程度なので、若干割高かな。
ただし、2-3年の成長も考えると29倍も悪くないのでホールド。
ただし、このあたりが高値の上限かと考える。


FPGに対する投資評価の記事はコチラ


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2013年4月3日水曜日

ユナイテッドアローズが大幅高 - 堅調な3月売上速報

日経平均は12,362円、前日比358円の大幅高。
日銀金融政策決定会合は明日まで続くので、強気な思惑買いか。

保有株も上昇したものが多かったが、特に目立ったのは、ユナイテッドアローズ。
株価が前日比+215円(+7%)の3,325円と、年初来高値を更新。
前日発表した3月の売上速報が前年比+19%、既存店売上+13%となったことを好感か。

データをもう少し細く見ると、既存店売上+13%の背景として、
オフライン・オンライン共に+13%成長となっている点が心強い。
また、1,2月と前年割れしていた客単価が+4%となった点も好ましい。

結果として通期の売上高も+9%という会社予想に対して、+12%で着地する可能性が高い。
ユナイテッドアローズのようなミッド―ハイ・エンド市場のアパレル企業は、
アベノミクスによる消費マインド改善の恩恵を受けやすいのかもしれない。

ユナイテッドアローズ株を最初に買ったときの記事はコチラ

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2013年4月2日火曜日

FPGが大幅高、野村レジデンシャルは大幅安

日経平均は12,003円、前日比-131円の大幅安。
ドル円が93円台まで円高が進み、月曜日に引き続き利益確定売りが優勢。
午前中は11,900円を切ることもあり、
携帯端末でみたポートフォリオも軒並み大幅安だった。
引けにかけては落ち着いたが、一時はバーゲンセールのチャンスかと軽く興奮。

野村レジデンシャルは過去二日で株価が10%程下落。REITの過熱感から売りがでた模様。
やはり先週末時点で一度利益確定しておけばよかったか。
住宅的REITの中では利回りが高い方なので、また価格リバウンドは期待できるので、
株価が63万円あたりに来たら再度、利益確定を検討しよう。

FPGは前日比+500円(+17%)の大幅高。
IRページで10億円規模の新規リース案件の出資者募集開始を発表したからか。
FPGは本当に規模の拡大が早い気がする。
これは今期もかなりのEPS成長が見込めるが、
既にPER 30倍なので、次の会社予想をどうだすかでかなり株価が動くだろう。

FPGに対する投資評価の記事はコチラ


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読書感想 - 投資で一番大切な20の教え

オークツリーという米国の投資ファンド創業者が著者。
正式なタイトルは「投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識」。
日経新聞の書籍紹介コーナーで、バフェットが推奨しているという記事を目にしたのがきっかけ。

非常に興味深く、買って読んで良かった、と強く思う本。
投資のテクニックに関する著作ではなく、投資に対する考え方について書いている。
なかでも強く共感できたのは、「投資リスク」に関する考え方。
多くの投資本で書かれているのは、リスク=ボラティリティであり、
リスクをヘッジするために分散投資をすべき、という定説。
私は常々これに疑問を持っていた。
なぜならボラティリティは上下に振れるものなので、損するときもあれば得するときもあるからだ。
得をするならばそれはリスクとは呼べないでないか、と。

著者も同じ意見を持っているようで、曰く「リスクとは損をする可能性が高いこと」。
リスクをおさえるためには、高掴みをしないこと。
市場でのバリュエーションが高いときにむやみやたらに買わないこと。

うーん、シンプルでわかりやすい。そして、この考えはバフェットにも通じるところがある。
高く買わない、よく分からない事業には投資しない、というところに似ている。

結局は、昨今のように、誰も彼もが株の上昇に浮かれているときに、
後追いするのはリスクだということなんだろうな。
とは言え、あまり臆病になりすぎると上がり相場に乗り遅れてしまうという難点もある。
そこが難しい。
それでも、このリスクの考え方を貫くならば、
株価が上がりはじめる前に買っておけということなんだろうな。
やはり他人の一歩先を考えて行動しないと、投資では勝てないということなんだろう。
そう信じて、今更日経平均先物を買い建てることは控えている。



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2013年4月1日月曜日

興味銘柄7: オイシックス(3182)

興味銘柄第七弾。オイシックス。

インターネットで生鮮食品の販売を行う、2013年3月新規上場企業。
個人的にネット販売企業が好きなこともあるが、
昨今のIPO銘柄の値動きをみて、高い確率で公開価格を上回るなと踏んで、
わざわざマネックス証券とSBI証券に口座を開いて初めてIPO抽選に応募した銘柄。
結果はむなしく落選。

しかしながら一株1,200円の公開価格に対して、
現在の株価が約3,500円なので、やはり大きく上ぶれるという読みは間違っていなかった。
株価3,500円というのは、PER 50倍相当。
新興企業で成長余地はあると思うが、営業利益率が5%前後であったり、
無配当なことを考えると、PER 20倍あたりが妥当かなという印象。

まずは3月決算のでる5-6月に市場がどう反応するかをみてからだが、
しばらくはこの銘柄に投資機会はなさそうかな。
それでも中長期的に成長を見守りたい。


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