2013年3月31日日曜日

興味銘柄6: アクトコール(6064)

久しぶりの興味銘柄第六弾。アクトコール。

マンション居住者向けに電気や水回りなどの日常トラブル対応サービスを提供。
コールセンターは自社だが、駆けつけ業者は外部に委託。
会員数が今期は5万人の純増で39万人程度になる模様。

営業利益率約15%、ROE 38%、PER 14倍、配当利回り 1.0%。
ストック型のビジネスでありながら、ROEが高いことが大きな魅力。
上場先も東証マザーズなので、伸びしろも大きい。
一ヶ月前はPER 11倍程度だったが、急に株価が上がってしまった。
気になったときに投資をしておけばよかったかもしれないが、見送った理由は三つ。

①売上高21億円ということで規模が小さい。
②IR資料をみても大手管理会社等との競合状況がよく分からない。
③ネットワークビジネス出身の経営者の評判がネット上で芳しくない。

要するに、3年後も順調に成長をしているかどうかに自信を持てない。
バリュエーションが良いので短期的には株価上昇余地ありと思ったが、
長期投資の視点からすると危ういと感じた。
1年後も継続的に成長しているようであれば再度検討をしたい。


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2013年3月30日土曜日

含み益が220万円 - 2013.3.29のポートフォリオ

日経平均は12,397円で前日比+61円。
2012年3月30日と比較しての騰落率は+23%。
衆院解散のあった2012年11月14日と比較した騰落率は+43%。

正確な比較ではないが、保有期間の単純平均が約9ヶ月の私のポートフォリオは、
購入時と比較した騰落率が+75%なので、満足している。

















保有株の含み益は+220万円を突破。
先週に比べると伸長したのは、下記銘柄達。

  • 野村不動産レジデンシャル:利回りが3.8%まで低下。1年の分配金が約2.5万円なので、今の含み益31万円から考えると、売却すれば12年分の分配金に相当。インカムゲイン狙いの投資ではあったが、そろそろ売却も検討にいれよう。
  • FPG:リース金融商品の組成と投資家への売却が順調なことを好感したよう。PER 33倍に達したが、業績の上方修正もあるのではと考え、継続保有。東証一部に上場してからの売上拡大が著しいのでまだ期待。
  • GMOペイメント:特に上昇要因は見当たらないがPER 33倍まで伸長。EC商取引市場への拡大期待か。
銘柄によってはPERがかなり高い水準まで上がっているのでミニバブルの様相もある。
ただし、3月決算で発表される来期のEPS予想値を織り込んでの動きの可能性も高い。
5-6月に決算が出揃った段階で、再度銘柄ごとに投資評価をしてみるのが楽しみだ。

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2013年3月29日金曜日

遠藤照明(6932)を100株購入

大阪ベースの照明器具メーカー、遠藤照明の株を2,948円で100株購入。
日経マネーあたりの雑誌でみつけた銘柄。
製造のみではなく、照明デザイナーを自社で抱え、商業施設向けにトータルソリューションを提供。
LEDメーカーとしてもパナソニック、東芝に次ぐ、第三メーカーでもある。

PER 8倍、PBR 2.6倍、ROE 27%、配当利回り1.6%、営業利益率20%。
自己資本比率は約30%だが、利益率の高さから財務面での心配は少ない。
ROEの高さから見ても、PER8倍は割安と考える。


この銘柄の投資テーマは、「省エネ」と「大証と東証の統合」。
エコ意識の高まりのみならず、昨今の電力価格の高騰が見込まれる中で、
この銘柄のもう一つの魅力は、大阪証券所1部上場という点。
上記を踏まえて、PER 8倍は割安とみて投資。


LED照明市場規模は継続的に拡大することを期待。

大阪証券所グループと東京証券所グループが統合されることで、
2013年7月には、大証上場銘柄が東証上場に移管されるとのこと。
大証一部から東証一部に移れば、機関投資家の買い足しによるPERの向上も期待できる。


読書感想 - 億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術

2012年の3月に読み、本格的に個別株投資をやろうと思わせてくれた一冊。
2002年に日本経済新聞社が出版した本だが、
10年経っても、20年経っても変わらない価値のある本だと思う。

言わずと知れたバフェットなのでこの場での紹介は省くが、
まずはそのバフェットの投資遍歴を具体的に書いてくれているところが面白い。
また細かい章立てになっており、共感できる投資の心構えをいくつも案内してくれている。

私なりにこの本から学んだことを一言で表すならば、
「EPSの伸びる株に長期で投資せよ」ということ。

株価 = EPS x PER

と考えると、PERは市場のセンチメントなど外部要因に左右されることが多い。
小さな個人投資家として将来のマクロの経済動向を予想することは難しい。
かわりにできることは、EPSの伸びが期待できる企業を選択して投資することだ。
その際に、四半期ベースの業績を予想するのではなく、
3-5年のスパンでの成長性をみるようにすれば、だいたいの目星はつくような気がしている。
私はこの観点から、介護銘柄やインターネット商取引の銘柄が、
市場規模拡大の観点から成長性があるとみて投資をしているのだ。

もちろんこれが正しいかどうかが判明するのはまだまだ先の話だが、
今のところ幸先は悪くないと言える。
今後もEPSの伸びそうな企業を探して、ゆったりとした気持ちで投資していきたい。



その他の読書感想の記事はコチラ




2013年3月27日水曜日

カカクコム、ツクイ、エス・エム・エスが株式分割

3月31割当分の株式分割が本日の終値に反映された。

カカクコムが1株→2株、
ツクイが1株→2株、
エス・エム・エスが1株→200株(ただし単元株も1株→100株変更)

よく言われるのは、株式分割は発行体の企業価値に影響しないが
株価が上がる傾向がある、ということ。
株式分割発表後に株価が顕著に上がったとは思わないが、
要因としてありえるのは、①流動性の向上と、②最低投資金額の低下、だろうか。

①は主に機関投資家の買い手層を広げる効果がありそうだ。
機関投資家は通常投資対象に流動性の条件を設けている。
例えば、一日の取引額が10億円以上ない銘柄には投資できない、など。
今まで1株しか手元になかったが、それが2株になれば、
半分の1株だけ売るという選択肢が生まれるので、売買が活発になりやすい。

②は主に個人投資家の買い手層を広げる効果があるだろう。
カカクコムの本日の終値は2,453円なので、100投資単元で最低投資価格が24.5万円。
これが分割前だと2倍の49万円。
小口の個人投資家にとっては24.5万円なら買ってみたいが、
49万円だと手を出しづらい、ということが往々にしてあるだろう。

現に私も、最低投資価格が100万円を超える、
ファーストリテイリング、ファナック、日揮などは素晴らしい会社だと思うが、
投資をするのに尻込みしてします。
限られた投資余力ポートフォリオの中での比重が高くなりすぎてしまうのだ。

2013年3月26日火曜日

ペーパーボーイの配当金が振り込まれた

ペーパーボーイの2012年12月期配当金12,131円(源泉徴収後)が振り込まれた。
保有銘柄からのインカムゲインは過去14ヶ月間で合計約80,000円。
一月あたり約6,000円弱の水準なので、ゴールの一月あたり30,000円まではまだまだ遠い。

最近のバリュエーションの高さでは配当・分配利回りが低下しているので、
これからインカムゲインを大きく積み上げる投資戦略は難しい。
今ある銘柄を維持しながら気長に次の買い場を待つしかない。




2013年3月23日土曜日

含み益が190万円 - 2013.3.22のポートフォリオ

日経平均は12,338円で、前日比-297円の大幅下落。
キプロス不安からドル円が94円台まで下落。
ギリシャに比べれば影響は軽微と言われているが、
初のユーロ離脱ケースとなれば、欧州不安がぶり返す可能性はあるだろう。
来週も引き続き日経先物には手を出せないな。

















保有株は先週末の含み益170万円から大きく伸長。
野村不動産レジデンシャル、ペーパーボーイ、エス・エム・エス、ツクイが伸びた。
ユナイテッドアローズも株主優待期待か上昇。
円安メリットを享受する銘柄ではないが、日経平均のようにマクロ要因に振り回されず、
しっかりと企業収益が上がれば株価も上がりやすい銘柄達。
迷いなく継続保有。

2013年3月16日土曜日

含み益が170万円 - 2013.3.15のポートフォリオ

日経平均は12,560円、前日比+179円でリーマンショック後の高値更新。
米国の株高に加え、TPP交渉参加など日本経済回復への期待が高まった。

保有株は含み益が過去最高の170万円。
















野村不動産レジデンシャルとアドバンスレジデンスが続伸。
また1株から2株への株式分割を発表したツクイも続伸。
一方で2013年10月期第1四半期決算が弱ぶくんだソフトウェア・サービスは軟調。
ただし、昨日発表の2月売上高は順調なので時期ズレの問題と考えて継続保有。


2013年3月9日土曜日

含み益が150万円 - 2013.3.8のポートフォリオ

日経平均は12,283円で、前日比315円の大幅続伸。
米国景気が回復基調なことに加え、
アベノミクス期待が膨らみ、リーマンショック前の水準を回復。
ここまでくると、本当にもう、日経先物には手を出せない。
今更欲気を出すと痛い目を見る気がするので、保有株を細々と愛でていくしかない。

















保有株の含み益は150万を超え、過去最高値を更新。
カカクコムの株価が4,000円を突破し、損益+100%超。
ユナイテッドアローズも持ち直してきた。
すべて選んで買った銘柄なので、企業成長を信じて待つのみ。

2013年3月2日土曜日

含み益が140万円 - 2013.3.1のポートフォリオ

日経平均は11,606円で、前日比+47円。
イタリアの緊縮財政に対する実行不安の高まりや、
アメリカの予算強制削減の現実見が増す中でも、
日銀の次期総裁候補者に対する金融緩和の加速期待が勝った格好か。


















保有株の含み益は初めて140万円を超えた。ほぼ全銘柄が先週末比で上昇。
REIT及びFPGが金融緩和期待から続伸、
カカクコム、GCジョイコ、パラカなど幅広い業種の株価も上昇。
もはや軽いバブルかと思うくらいの状況だが、
スカイマークが取り残されていることを考えると、
この市場ムードのなかでも、やはり業績の良し悪しは重要な要素であるようだ。